「研究家」を好きという人もいるだろうし、嫌いな人もいるだろう。なんの感情もない人も。あなたが考える「野菜ジュース」って、どう?

薄暗い土曜の明け方は立ちっぱなしで

天空と大河、そしてカマイタチ


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雨が降る大安の夕暮れにお菓子作り


社内で出会った女性がいる。
変わった方で、その話がいつも面白かった。
おまけに彼女は資格マニアだということ。
ベビーシッターの免許、クレーン免許、小型船舶の免許。
観光英語検定1級、漢字検定準1級、元客室乗務員。
公認会計士まで持っていると噂。
さすがにこのことを友達に話したら、あなたの勘違いだと思う、など言われたけれど。
彼女は、かなり年上の上司と結婚し退職していった。

無我夢中で吠える妹とぬるいビール
会社員だったころ、なかなか辞めるチャンスが持てなかった。
どうしても辞めたかったわけではないから。
働く意思がなかったのかもしれない。
でも、その時、熱意を込めて今月で辞職すると目を見ていった。
そんな日に限り、普段ちょっと仕事が細かいと印象を抱いていたKさんが、話しかけてきてくれた。
話がそれて、この事情を知る余地もないKさんが「この会社、大変だけど、だけど君はしばらくやっていけるよ。」という話をしてきた。
悲しくて泣き顔になった。
私は、会社の帰りに、上司に辞職を受理しないようにしてもらった。

笑顔で熱弁する姉妹と僕


仕事で、日光市へ向かうことが多かった。
東京から4時間ほどの場所に位置する日光は栃木県にあり、海に面していない県で、多くの山に囲まれている。
もちろん、寒くなると積雪し、除雪車やチェーンは必須になる。
紅葉の時期になると、と東北道を使い、2泊3日で行って、行って帰って、また2泊3日という生活スタイルがとにかく多く、サイトなどの情報で日光市が登場すると懐かしく思ってしまう程。
日光を見ずして結構というなかれという面白い言葉がある位なので、一度は行ってほしい県だ。
少しだけ紹介させてもらうと、ツーリストたちのメインはやはり東照宮。
歴史上欠かせない人物家康の墓があるところで、中の立派な様子に驚くことだろう。
他にも、奥日光と言われるところにある日光湯元温泉。
硫黄泉らしく、乳白色で熱めの湯。
この温泉につかると、冷えも治ると思う。
日光東照宮が建てられたときには、奥日光湯元温泉を目指して湯治客が集まったそうだ。
様子が想像できる歴史の深い所が栃木県の日光。
宿泊所の紹介も一緒にガイドブックにもたくさん記載されている栃木県に、ぜひまた行ってみたいと思う。

曇っている祝日の午後は足を伸ばして
5年前から、鹿児島に住んで大型台風をものすごく気にかけることになった。
風の強さが全然違うからだ。
九州北部に住んでいたことも茨城に住んでいたこともあるが、しかし、台風の被害が全然違う。
サッカーのゴールポストが転がり走ると話を聞いた時は、オーバーだと思ったが、事実だった。
暴風域の猛威がすごい台風が通過した後は、ヤシや大木は道に倒れ、海の横の道路はゴミでいっぱいで車で走るのにも道を選ばないと走れない。
海沿いの家では、車両のガラスが破損したり、家のガラスが割れ、風が入って天井が壊れたりと冗談と思っていたようなことを見た。
直撃せずにかすめていくだけでも風はすごく強く、古い家にいると家の揺れてきしむ音がめっちゃ心配してしまう。

月が見える月曜の日没は椅子に座る


先日の朝刊に、日本女性の眉の移り変わりをテーマにした、面白い記事が書かれていた。
真相を知ると、いきなり色気まで感じられるので面白い。
少しばかり、不気味にも見えるが、江戸の頃は成人女性の証だという。
なるほど、と思えば、急に色気まで感じられるので不思議だ。

ひんやりした仏滅の晩に立ちっぱなしで
太宰の人間失格を読んで、主人公の葉ちゃんの感情も分かるな〜と感じた。
主役の葉ちゃんは生きていくうえで必ず持ち合わせている感覚を、たくさん持ち合わせている。
そういった部分を、自分の中だけに積み重ねないでお酒だったり女だったりで、解消する。
物語の終盤で、葉ちゃんの知り合いのママが「葉ちゃんは飲んでも飲まなくてもいい子だよ」と話す。
ここで初めて、主人公の葉ちゃんは要領がよくないんだと、本当に気の毒に感じてしまう。

涼しい水曜の午後は目を閉じて


江國香織の文庫本に登場する主役は、どこかクレイジーだ。
例えれば、東京タワーの詩史。
他にも、がらくたの柊子。
それと、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國香織の隠された性質を、極端にして表現した形なのかもしれない。
徹底してクレイジーなのが、神様のボートの葉子だ。
待っていれば迎えに来る可能性もあるあのひとのために、色々なところに引っ越しをする。
あのひとを忘れることなく、絶対会えると信じて。
ついには「ママは現実を生きていない」と、娘に告げられるが、葉子には全くピンとこない。
このシーンが、この話の接待的にクレイジーなところだ。
個人的には、ウエハースの椅子には絶対に座れないけれど神様のボートには乗ってもいい。
江國香織さんの書く、クレイジーでもはかなくて頼りない女性たちが大大大好きだ。

そよ風の吹く水曜の夜に歩いてみる
手を出せば、完璧に仕上がるまで多くの時間を要するものが、世の中に多く存在している。
代表的なのが、外国語の習得ではないかと思う。
と思っていたが、隣国で使用される韓国語は、例外的で、日本の言葉と語順が一緒で、さらに音が似ているので、身になりやすいそうだ。
しっかり韓国語を特訓していた明日香ちゃんは、英語より割と身に付きやすいのでやりがいがあるよ、とのこと。
少しだけ憧れたけれど丸や縦線を組み合わせたようなハングルは記号にしか見れない。

曇っている週末の夕方に料理を


ビビアン・スーは、綺麗で素敵な女性だと思う。
もう30代後半なんて、全然信じることが出来ない。
昔の話だけれど、印象的なのが、ビビアンが、英語のインタビューにアンサーしていた部分。
まだ勉強している所みたいだったけれど非常に一生懸命だった。
今となっては英語はもちろん日本語だって、じゅうぶんペラペラなんだろうなーと思う。
ビビアンの驚くべき素敵さは目を見張る位である。

喜んで走る弟と夕焼け
太宰治の、「斜陽」は、何度も読み進められると思う。
戦時中は華族の御嬢さんだったかず子が、強引で引かない女性に豹変していく。
読むにつれて素晴らしいと感じた自分。
この人のように、誰にも負けない行動力と、固い自我が戦後は必要不可欠だったのだろう。
だけど、不倫相手の作家の妻からすると迷惑極まりないとも思う。




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